出典:UnsplashのAlexander Naglestadが撮影した写真
シュワシュワッと心地いい発砲したワイン。
このように炭酸飲料のようなワインを全て“シャンパン”と思っている方が多いのではないでしょうか?
また、全て“スパークリングワイン”と思っている方も多いのでは?
発泡性のワインということでは同じなのですが、製法や規定 (規則)によって、シャンパンとスパークリングワインは違ってきます。
価格面でも、シャンパンの方がスパークリングワインよりも高価になります。
今回は、シャンパンとスパークリングワインの違いについてご紹介します。
シャンパンとスパークリングの大きな違いは?
シャンパンとスパークリングワインの大きな違いは...
・シャンパンはシャンパーニュ地方で厳格な規定の基、シャンパーニュ方式(トラディショナル方式orトランスファー方式)で造られたワイン
・スパークリングワインは、シャンパーニュ地方以外でシャンパーニュ方式で造られたものも含む発泡性のワイン
このような違いです。
実は、シャンパンも発泡性のワインなので大きな括りでスパークリングワインになります。
ただし、シャンパンと名乗って良いのは、シャンパーニュ地方でシャンパーニュ方式を用いて造られたもののみ。
なので、もしあなたがお店で“シャンパンが欲しい”と言うと、お手頃なスパークワインではなく、若干お高めな発泡性のワインを案内されることになります。
シャンパンと同じシャンパーニュ方式で造ったワインはある?
前述のようにシャンパンは、シャンパーニュ地方で瓶内二次発酵のシャンパーニュ方式(トラディショナル方式orトランスファー方式)で造られたものを言います。
厳格な規定や工程がある為、手間暇がかかる分、値段も高くなります。
シャンパンは高額なものが多いですが、飲んでみたいですよね。
そんなあなたにおすすめなのが、シャンパンを造るときと同様のシャンパーニュ方式で造っているスパークリングワインです。
シャンパンに比べて、価格帯もリーズナブルなものが揃っています。
造り方は同じなので、シャンパンに似たスパークリングワインを味わうことができます。
おすすめのワイン
・スペイン・・・カヴァ
・イタリア・・・スプマンテ
・ドイツ・・・ゼクト
主なものは上記3つ。
シャンパンと同じ造り方のものをリーズナブルな価格で味わうことができます。
※一部、タンク利用するシャルマ方式のものもありますので、詳しくはお店の方に聞いてみてくださいね。
同じようで違う?シャンパンとスパークリングワインの違いについてのまとめ
シャンパンのシャンパーニュ方式で造ったスパークリングワインとその他のスパークリングワインの違いは、飲んでみるとわかりやすいでしょう。
やはりシャンパーニュ方式で造ったワインの方が泡の立ち方が綺麗ですし、味わいも上品な印象。
スパークリングワインは、どちらかというと泡が大きく、炭酸が強めで、味わいがはっきりしたものが多い印象です。
カジュアルに飲むならスパークリングワイン、食事とゆっくり味わうならシャンパンもしくはシャンパーニュ方式で造ったスパークリングワインといったイメージでしょうか。
現在ではシャンパンでも5,000円から10,000円の価格帯で美味しいものも出ているので、試してみてくださいね。